■業務内容
・医療機器(主に血管・血液関連)の製造、販売。
■時価総額
|
■賃借対照表
・増資による資本増加は、H18.3期の1Qから反映。
・資産バリュー的に美しい。
■損益計算書
・経常利益率が約30%と高いが、微減傾向。
・H16.3期以降は、四季報予想値。
■CF計算書
・特に問題なし。
■大株主
・株式公開後、2回に分けて経営者が38,000株(8.1%)を処分。
・公開時の公募分50,000株(10.6%)と合わせ浮動株は少なめの模様。
■各種データ
・H16.3期以降は、四季報予想値と、それに基づく予測値。
・H16.3期1Qデータ、配当性向ベース資本増を反映。
|
|
|
■まとめ
→ 時価総額228億円に対して、
資産+収益バリューは、294億円(M.S.+29%)。
→ 有報記載の「事業等のリスク」は下記:
(1)医療機器の製造・販売
①医療制度改革 … 医療費抑制で、単価下落は既定路線。
下落以上のコスト低減が必要。
②法的規制
a.国内 … 許認可を受けられなかったら?の話。
b.海外
(a)欧州 … 輸出にISO取得要。既取得。3年毎更新。
(b)カナダ … (a)に同じ。
(c)米国 … 国内とほぼ同様。
③品質管理体制 … 医療事故の際の係争や回収可能性。
④販売先の信用状況 … 販売先の経営性。
⑤特定製品への依存 … ハッピーキャス系50%。感度大。
⑥生産拠点の集中 … 宮崎県日向市に集中。
⑦知的財産権 … 侵害されたらの話。
⑧技術革新への対応 … 滅菌の外部委託分の内製化。
コメント
こんにちは。 私もメディキットをウォッチしています。
この銘柄はPER・PBRその他の点でとても興味があります。
ちょっと話は変わりますが、私は昔ホギメディカルや川澄化学を
持っていた事があります。両方共に今は持っていませんが、
ホギはそこそこ株価が上昇しているのに対して、川澄は目も当てられません。
門外漢の人にとって、その会社が作っている製品が競争力が
あるのかどうか? 今後も売上を伸ばせるのかどうか?が
全く分からないという弱点がありますね。
私はメディキットが今後も売上を伸ばせるのかどうか確認が
とれていませんので、まだ投資していません。
忍耐2さん、こんばんは。(*^^*)
本当に、今後も売上を維持向上できるか?
がポイントですよね。
A)償還価格の改定で今後も販売価格が低下
B)アンギオ類の診断用ニーズの低下
の2要因による売上減はほぼ確実と思っていて、
①人工透析、静脈留置針製品の海外展開
②静脈留置針のシェアアップ
③コストダウン
でどこまで相殺・挽回できるかどうか、
実際のところ、私もよくわかりません。(^^;
1Qを見ると、②と③は少し進んでいるようです。
今後において人工透析針で60%のシェアを維持できるのか?
その他の製品もシェアがどのくらいで、今後伸ばせるのかですね。また、価格も大事ですね。
数ヶ月前に新聞で厚生労働省によるカテーテルなどの医療器具の価格引き下げの
記事が載っていました。
テルモのIRに聞いたところ、業績に影響があるというコメントでした(額や率は不明ですが)。
疑問な点があるのでメディキットのIRにメールしましたので、
もしも回答があればここに書きますね。
バリュー投資対象としてはメディキットは良いんですけどね。
以下のサイトも参考になりますよ。
http://finance.seyz.net/blog/archives/2005/09/29_2200.php
忍耐2さん、こんばんは。(o^^o)
リンク先の分析、とっても参考になりました。
ありがとうございます。:-)
テルモ、良い感じの成長ですねぇ。
gotospaceさん、はじめまして。前から拝見させていただいています。
自分のHPが紹介されていて思わずコメントしています。忍耐2さんはよくマイナーHP見つけたなーって感心しました(笑)。ついでに私にもIRのメール内容を拝見させていただきたいです。
メディキットに限らず来年は薬価引き下げ対象ですからどこも影響はあると思います。ただ、その影響を見越した上での安全域をとれると判断されて買われたのではないでしょうか。
そういえば、早川圭さんもメディキット買われましたね。大御所バリュー投資家は目をつけているのでしょうか。
またおじゃまさせていただきます。
星野さん、はじめまして。(*^^*)
素敵なページですね~!
これからも拝見させて頂きたいと思っています。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。:-)