以前から、ROAが高い会社はPBRも高いなぁと
感じていたので、ちょっと考えてみました。
PER=時価総額÷当期利益
ROA=当期利益÷総資産
PBR=時価総額÷株主資本
株主資本比率=株主資本÷総資産
ですよね、それぞれかけ合わせると、
PER×ROA=時価総額÷総資産
PBR×株主資本比率=時価総額÷総資産
となって、右辺を消して、両辺をPERで割ると、
ROA=株主資本比率×PBR÷PER
やっぱりROAはPBRに比例するんですね。(逆も)
ROAが高くてPBRが低い会社というのは、
よっぽど株主資本比率が高いか、
PERが低いかのどちらか。
なかなかお目にかかれませんが…。(>_<)
そこで、ROAに時価総額の考えを与えて、
ROA÷PBR=(当期利益×株主資本)÷(総資産×時価総額)
という指標でスクリーニングしてみようかなと
考え中です。もちろん、(株主資本比率 ÷ PER)
と同じです。
ROA÷PBRという指標

コメント
こんにちは。先日から、なかなかセンスが良さそうと、拝見しておりました。(ランキングに、投票しておきます!)
さて、おっしゃるように、次の①②は同じです。
① ROA÷PBR=(当期利益×株主資本)÷(総資産×時価総額)
②(株主資本比率 ÷ PER)
ただ、実際の検討に際しては、②が良いと思いました。
それは、①の方が計算に使う原データの数が多いからです。
簡単に言うと4つと3つ、という感じです。
エクセルなら手間は変わらないかというと、多分そうではありません。
前者の4つは、利益や株主資本を、今期にするか来期にするか、平均にするか、異常値が出たらどう補正するか、など、手間が生じ、信頼性や一貫性も乏しくなります。
後者も、本質は同じですが、入力値がシンプルなので、ミスに気づきやすく、補正も簡単です。比較的。
これらの違いは、出来上がりデータの経済的価値に響くと思います。
よって、私は②の方を推薦します。
なお、私のイメージでは、(株主資本比率 × 益回り) と言っちゃった方がしっくりきます。
全てご存知かとも思いましたが、自分の勉強もかねて、書かせていただっきました。
yutamoniさん、はじめまして。
コメント&投票うれしいです。有難うございます!
(まだまだ未熟物です・・・)
なるほど…、②の方が、補正とかが簡単になりますね。
私も使うときは②を使おうと思います。(感謝)
長期投資のすすめのようさんはよく
PERを経常利益×0.5で評価されていますが、
私も、上記補正を採用しようかなと考えています。
PERが低い場合、特別利益の寄与が大きいケースが
ちらほらありますし、特別損失ではじいてるものもあるかなと…。
>私のイメージでは、(株主資本比率×益回り)と
>言っちゃった方がしっくりきます。
なるほど!わかりやすいです。(*^-^*)
こちらも使わせて頂きます。
私は、まだまだ勉強が足りないなぁ…。
今後ともよろしくお願いします~!